メタルギター上達のコツは?

僕は16歳で初めてギターに触れ、ずいぶん長いことメタルギターを趣味にしている。ギターキッズのバイブル『Young Guitar』誌はもちろん毎月欠かさず読み込み、練習に励んできた。
そんなギター誌でよく見かける、こんなやりとり。「ギター上達のコツは?」「とにかく練習することだ!家にこもって一日中練習しまくるんだ!」。
身も蓋もない(笑)。自分の時間が豊富な学生なら少しは参考になるかもしれないが、社会人には、ね……。

僕には4つ離れた弟と、さらに4つ離れた弟と2人の弟がいて、どちらも思春期にギターに手を出した。すぐ下の弟はあっという間に挫折したが、2人目の弟は13歳頃にギターを触り始めてからみるみる腕を上げ、僕をあっという間に追い越し、セミプロレベルの上手さで聴かせるギターを弾けるようになった。早弾きも、160BPMオーバーの高速リフも、クリアに聴かせてくれる。

どうして弟はあんなにギターが上達したんだろうか?

追い越された頃からしばらく、僕と弟の違いはいったい何なのかを、あーでもないこーでもないと分析していたら、ひとつ大きな違いが明らかになった。
弟は、自分の出した音を聴くという行為を重んじていて、常に「耳を鍛え」ていたのだ。ピッキングの精度やノイズ対策(ミュート)にこだわること、つまりキレのある音を出すこと。弟はここにずいぶん注意していて、練習時は必ずヘッドホンで神経質に自分の出す音を聴いていた。

僕の最初のギターはKillerブランド、高崎晃モデルの廉価版。アンプは入門用のこれまた廉価なGuyaTone。BOSSの廉価なマルチエフェクターを介して接続して練習していたが、今思えば、かなり音質に問題がある。ただし、世間知らずな高校生で、お金もたいしてない。当時はこれが普通ぐらいに思っていたので、気にせず、とにかく歪みに歪ませた後でコンプでノイズを絞って、ぐっちゃぐちゃな音で、好きなアーティストの曲をコピーして高揚するという行為に熱中していた。今思えば、これがよくなかった。

弟がギターを始めたのは、僕が社会人寸前の頃なので、僕はそこそこ機材に資本投下済み。僕としては、弟にもギターにどっぷりハマってほしかったため、当時所有のMarshallの30W(VS30R)やMTR、エフェクター類をどんどんお下がりで与えた。その結果として、スタートの環境が割と恵まれたものになったため、耳も鍛えやすかったのかもしれない。

音を「聴く」トレーニングにパソコンは欠かせない

この違いに気づいてからは、僕も自分の出す音をしっかり聴くために、練習時は必ず「録音」している。パソコンで、DAWソフトを使ってテンポ設定や打ち込みドラム、CD音源の取り込み&テンプレート化も行って、しっかり原曲や練習部分を何度も繰り返し聞き返したりできるように設定している。
練習は、打ち込みドラムできっちりリズムを鳴らして、その上で必ず録音する。そして再生して、まずい部分がないかチェックして、繰り返し、弾く。

僕が使っている機材をざっくり紹介すると、

  • ギター:IBANEZのj.custom
  • モデリングアンプ:POD XT
  • オーディオインターフェイス:SONICCELL
  • DAWソフト:SONAR X1 PRODUCER

といったところ。詳細は別エントリで。

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